第270話ザ・トラップ

その考えが頭をよぎった瞬間、ペネロペは口を開いた。「ひとつ考えがあるの。ただ、あなたが賛成してくれるかは分からないけれど――ねえ」

「今さら賛成も反対もあるか? 解決策があるなら、さっさと言ってくれ!」ジョナサンはせき立てた。

夫の焦れを感じ取り、ペネロペは落ち着いた声で言った。「私の案はね、ルイをどこかに数日閉じ込めておくの。それから、全部が落ち着いたら解放する」

「それでうまくいくのか?」

ジョナサンはためらった。結局のところ、これは誘拐だ。ひとつ間違えれば、刑務所行きになりかねない。

彼の煮え切らない態度を見て、ペネロペは苛立ちを隠せなかった。

「何をまだ迷ってるの? ぐずぐ...

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